産後クライシスを乗り越えて幸せな家族を作る

いったん離れた家族が再び集まるための記録

産後の準備は完璧に(産後ケア入院編)

家事をしない夫を持つものにとって

産後1ヶ月は家事をしない様に準備は必須です。

やりすぎ位にシミュレーションして臨みましょう。

赤ちゃんが来たら安心して新生活をスタートできます。

 

私たちには2人の子供がいますが

どちらも里帰り出産はしませんでした。

私の実家はド田舎なので、

とにかく帰省に時間がかかるし、

赤ちゃんに何かあったときに

すぐに転院できないのが理由でした。

 

第1子の際は実母に来てもらったのですが

実母の手伝いも良し悪しです。

母の手伝いには本当に本当に感謝しています。

ただ、赤ちゃんの事をとても心配していて

ウチの家具の配置や夫のだらしなさに対して

口出しをすることも多かったです。

1ヶ月間いましたので

母も相当ストレスがたまったと思います。

滞在の後半、母は部屋で体操座りをするようになり

ウチの風呂に入らなくなってしまいました。

 

この件を踏まえ、

別居を経て再び一緒に住み始めてから授かった

第2子の出産は母に来てもらわずに乗り切ると決めました。

 

まずは母体が休めるようにしようと思い

退院後すぐ聖路加助産院マタニティケアホームに

1週間入院しました。産後ケア入院です。

 

ここは母乳育児を推奨する施設のようで

毎日母乳マッサージをしてくれます。

生まれてすぐ、私の赤ちゃんはうまくおっぱいが吸えず

乳房がカチカチに張っていたのですが

マッサージの後は乳房がふわふわになって

母乳がたくさん出てくるようになりました。

滞在中は授乳だけに専念できますので

ゆったりした気持ちで赤ちゃんのお世話ができます。

産後すぐに家に帰ってついつい家事をして無理するより

よっぽど良かったと思います。

 

聖路加はキリスト教プロテスタント?)系なので

誕生を祝う礼拝もやっています。

なんだかとても厳かな気分になって柄にもなく涙が

出てきます。

すると、すかさず牧師さんがティッシュを差し出して

くれるのです(!)後で思い返すと笑いも出ますが

生まれてきてくれて良かったとじわじわ実感する

とても幸せな時間でした。

 

聖路加助産院の食事はとてもおいしかったです。

一汁三菜の和食で、玄米です。

量が多く、毎食食べきるのにあごが疲れるほどでしたが

誰かが作った健康的なごはんを食べるのが久しぶりで

食楽しみでした。

 

母親と新生児のみの受け入れになりますので

上の子の生活だけは心配でしたが

それは何とか夫がやってくれました。

上の子はしわしわの服を着て、髪もぼさぼさで

3歳なのにおむつをはかされて

毎日夫とお見舞いに来てくれました

不憫でしたが非常事態だと割り切りました。

 

至れり尽くせりの聖路加助産院、1泊のお値段は3万円ほどと

かなりお高いですが、東京都中央区・品川区在住の方は

助成が出ますので、一度検討されても良いかと思います。